ビーグル犬と暮らすようになって、夫婦二人して出かけるなんてこともなかなか少なくなるわけです(長時間留守番させたくないので)。
そうなると、音楽にせよ演芸にせよ、劇場に足を運ぶなんてことも無くなるわけですよ。
そんな中でも今年2015年はなんというか、記念すべきライブに3つも行くことができたので、メモっておきます。
風街レジェンド(8月) 松本隆さんの活動45周年ライブ
矢野顕子さとがえるコンサート(12月) 昨年に続きTIN PANとの共演
国民の叔母・清水ミチコの一人フェスIN武道館(12月) ゲスト:矢野顕子
全部のライブに矢野さんが出てるという(^_^; しかも細野さんの曲を歌ってるという。
8月の「風街」は、大滝さんはいないけど、はっぴいえんどの名曲を本人達の演奏で聴けるという、たまらない人にはたまらない経験。1985年の再結成とか知らないもんね。
昨年末の矢野さん&TINPANでも、鈴木茂さんのギターにシビレましたけど、「風街」では鈴木さんのソロアルバムの「砂の女」とかまで聴けて、なんという幸せ。生「イモ欽トリオ」とか、寺尾聰さんの「ルビーの指輪」とか、もう、ねえ。
12月のさとがえるも昨年を超えるライブでした。はっぴいえんどやTIN PAN ALLEY時代の名曲が何曲も演奏されて(CDかブルーレイ出たら買う)、松本さんには申し訳ないけれど、むしろこっちのほうが純度高めに「はっぴいえんど的」な風が吹いていたのではないかと。
そして、清水ミッちゃんの武道館ライブのゲストがまさかの矢野顕子さん。何年か前の「さとがえる」で、矢野さんのコンサートのゲストがミッちゃん、というパターンがありましたが、今回は逆のパターン。「相合傘」を「ダブル矢野顕子(ミッちゃんが矢野さんのマネで弾いて歌う)」で連弾という高難度の技。演芸好きの客席は若干置いて行かれていましたが(^_^; 素晴らしい演奏でした。
いまこの時期になって、はっぴいえんど〜TIN PAN ALLEYあたりの人たちが、当時の曲を生演奏してくれるようになったのって、いろいろ理由はあるんでしょうけど、とにかくうれしい。
高校くらいではっぴいえんどに出会って(URCの古いレコードがCD化されてた時期なんです)、少しずつ細野さんや矢野さんの古いアルバムを順に買いそろえて(当然友達とは話が通じない)、さらには細野さん達が聴いていたようなモビー・グレープとか、ジェイムズ・テイラーとかさかのぼったり・・・みたいなことをしてた10代後半から20代、まさか40代になってこんなライブがあるとは思ってなかったし、そこにいられるとも思ってなかった。
要は、長生きはするもんだなあ、という話です(^_^)
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