これがソフトバンク携帯クオリティ

岩手めんこいテレビの携帯サイトに、「ライフライン・生活情報」[menkoi-tv.co.jp]というページがあります。

このなかの「携帯電話サービス情報」というページがすごくて、3月18日のページはこんな感じ(そのうち消えるような気がするのでキャプチャ貼ります)。

めんこいテレビの携帯サービス状況ページ

「ドコモ一部不可」「AU一部不可」「ソフトバンク全域不可」・・・

その次に更新された3月23日にはページのタイトル自体が「ソフトバンク携帯電話サービス状況」になってる。

と、いうことは、この時点でauとNTTドコモはほぼ全面的に通話可能になったということでしょうか。ドコモのサイト[nttdocomo.co.jp]を見ると、既設局が復活できないところは移動局でなんとかしているようです。

で、ソフトバンクの状況ページだけは4月2日になっても残っている。つまり、まだつながらない地域が結構残っている、ということなのではないかと。

2006年の時点で、「ソフトバンクの料金プランは実質値上げである」という話を書きましたが、要はこういうことです。もともと通信品質が低いのに「他社より安いですよ」と言ったところで、何も言ってないじゃないか、と。その認識の差というか、勘違いが利益につながってるわけで。

SBの経営のスピード感とか、対顧客のコミュニケーションのうまさとか、個人寄付100億(!)とか、傍目には本気で尊敬できます。けど、「結局、いざという時つながりにくいじゃん」とか、「『光の道』って要はインフラただ乗りでしょ」みたいな現実がある。自分が当事者になることを考えると、相手が何を言おうが信用はできないなあ、と。

結局のところ、ソフトバンク携帯ユーザは、通信サービスの対価を払っているのではなく、孫正義というエンターテインメントに金を払っているんじゃないだろうか? ・・・自分もiPad3G持っているんですけどね。

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