山ガール・釣りガールとか歴女とか

何なんだろうこの気持ち悪さは。

この手のネーミングは「業界の思惑」臭がプンプンしていますな。

従来男性が多かった趣味の世界に「オシャレ」もしくは「女子萌え」の要素を入れることで女性を引き込んで市場を広げようという。で、そこそこルックスのいい女性が来たら、業界全体で盛り上げて、「若者の○○離れ」した男子を引っ張ってくるシナリオ。食傷気味です。

大げさに言えば、人口減少社会となった日本国内で、もはや普通に構えていても市場の拡大は望めないという「成熟社会のあきらめ」が背景にあるわけで、必死にならざるを得ないんだろうなあ、と。

いっぽう、自称「女子」たちの思惑はどうなのか。
上の「業界の思惑」に彼女たちが単純に乗っかっているとも思えない。思惑なんか関係なく、自分が面白そうと思うものに次々挑戦してる感じ。

ただ疑問はあるんですよ。

彼女たちはモテたいのか、モテたくないのか。(「そんなの関係ないですよ」と言うだろうけど)

モテをあきらめて、一人でも寂しくならないための趣味を探しているのか?
それとも、まだ他の女性が進出していない分野に行くことで、競争率の低い状態でモテていこうという戦略なのか?

テレビとかでの取り上げられ方は、どちらかというと業界の思惑に寄っている感じがしますけど、「女性のモテ戦略・もしくは非モテ戦略」という視点で取り上げちゃいかんのかなあ。


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