ユニバーサルサービスの範囲について考える

東日本地域で固定電話を契約している方には届いていると思われるこの「ハローインフォメーション」。今回は「『ユニバーサルサービス料』の設定について」というけっこう重要な内容であります。

要は、離島や山間地など、インフラの採算の取れない地域でも電話サービスを維持するためにNTTが負担しているお金の赤字分を、電話を使っているみんなで負担しましょう、という制度があって、それが今年から発動されたわけです。

で、その赤字分をどうやって配分するかというと、携帯電話もIP電話もPHSも、0120や0990みたいな二重の番号もみんなふくめて一律番号当たり月額7.35円取ると、そういうことになったわけです。

うちは固定電話、IP電話、PHS2台で4番号あるので、トータルすれば月30円弱になります。来年以降も、赤字額がこのまま大きくなればそれに合わせてさらに上がって行くことでしょう。

それに先立って、NTT東西としては「企業努力してますんで、どうかひとつよろしく」ということでこういうパンフレットを送っているわけですな。

で、その最終ページ。

お知らせ最終ページ

「ユニバーサルサービス維持の状況」とある。

雪深い

「雪深い山間地の孤立を防ぎ、安心・安全を確保」・・・うむ。それは大事なことだ。

故障修理

「高所作業車が届かない場所での故障修理」・・・古い世代のNTTグループ社員には、電柱に登った経験が一度はあるそうです。

univs_04.jpg

「無線による離島通信の確保」・・・海底にケーブルが引けない場合はそういう解決法もありますな。

新垣結衣

「新垣結衣」・・・彼女がユニバーサルサービスだったとは。今後どうユニバーサルにサービスしてくれるのか、3000万世帯が注目しています。がんばれガッキー。


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