@IT:ライブドアの無線LANに疑問をぶつけてみました [atmarkit.co.jp]
全然ぶつけてないじゃん！ っていう感じのぬるい記事です。だからビジネスモデル云々の話はどうでもよくて、ユーザーが気になるのは「使えるのかどうか」なんだっつーの。
しかも、今回の照井氏は「インフラ単体で利益を出す構図ではなく、ライブドアポータルとのシナジー効果の中で利益を出すように考えています」と言っている。前回取り上げたASCII24の記事と言ってることが違うぞ、照井さん。
そこに日経バイト８月号で堀内かほり記者のいい記事出てました。63ページで「長距離化技術を使い約800m先でリンク確立」と題した囲みがあります。
実際にアセロスのXR技術を導入したコレガの製品を使って、見通し800mの距離で0.5Mbpsのレートで接続できたとのこと。見通しで、なおかつワゴン車のボンネットに載せての計測です。XRというのは要するにわざと速度を落とす（正確には誤り訂正を増やす）ことで接続性を上げる仕組みのようで、「性能は悪いけど、とりあえずつながる」というトレードオフのものですね。決して距離と速度を両立させるものではありません。また、これはアクセスポイントと端末両方にXRを使っている時の性能で、いま一般的に使われている無線LANカードではこの性能さえも出ないはずです。
・・・こういう話をメディアのみなさんには書いてほしいわけですよ。まだ勘違いして期待している人多いと思うけどなあ。
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