2月10日の読売夕刊にもアフィリエイトの話題。・・・Googleが「アフィリエイトフィルタ」を導入する日も近いと思う。
さて、「アフィリエイトの収支の構造」で取り上げた図をもう一度。
前回はコスト面しか見ませんでしたが、収入面も含めて考えると、利益を拡大するためには各要素について以下の操作が必要です。
- ページ制作を自動化して人件費コストを下げる
- 人件費を上げずに業務効率を上げる=コンテンツ制作スキルを磨く
- 商品単価を上げる(デルのアフィリエイトが人気なのはこれが原因)
- 料率を上げる(電脳卸[d-064.com]さんですな)
- 訪問数を上げる(立地をよくする・人寄せの要素を入れる)
- ニッチな分野を選んで検索上位をねらう
- コンバージョンレートを上げる(説得力を増して納得してもらう、もしくはクリックせざるを得ない「騙し」リンク的手法を用いる)
これらの要素の組み合わせと、商材に何を選ぶかでいくつかのパターンが考えつきます。
短期勝負でいいならこんなパターン。
- あらゆるジャンル(検索語)について自動的にページを生成して公開する。
- アフィリエイトのリンク「だけ」のページにして、広告リンクをクリックしないと外に出られなくする。
- 各ページの検索語で検索されるblogにトラックバック・コメントを打ちまくる。逆に自サイトへのコメント・トラックバックは受け付けない。
まあ、ほとんど存在自体がスパムですな(^_^;)。一見さんのみ歓迎という。
うーむ。どう考えてもアフィリエイトが目的になっているサイトって、一種のうさんくささを消せないような気がするんだよなあ。
それを承知でページを作りまくった方がいいのかどうか。アメリカでは「スポンサー付きと一般の検索結果を見分けられるユーザーは6人に1人」[japan.cnet.com]という調査があるくらいで、「基本的に消費者はバカだ」という前提でアフィリエイトリンクを作った方がトクしそうな気もする。
糸井さんの話題で出たみたいに「宗教」のメタファで行くならば、うさんくささも大歓迎なのかな?(糸井さんのサイトから感じるのはむしろ誠実さと、「うまいなあ」としてやられる感覚ですが)
何が正しいのかわからないので、ちょっと実験的にアフィリエイトリンク満載のエントリー作ってみます。実験結果をまたネタにしますので適当に流してください。
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