都内の花粉飛散、史上最大の恐れ・昨年の21−31倍(日経新聞 – 共同)
スギ花粉の飛散量 過去最多か (NHK)
来てますよ花粉。東京都によると今年は昨年の21〜31倍・・・と、この「1」って中途半端なおまけが付いているのは何故!?
東京都のサイト探してみたら、「〜都内における今春のスギ・ヒノキ科花粉飛散予測〜」の表1「スギ・ヒノキ科花粉総飛散数の予測について」の平均値のところ「(21.0〜30.9)」とありました。これか。30.9を31にするんだったらいっそ20〜30のほうがわかりやすいのに。というかそもそも、飛散量が少なかった去年と比較してどうするとか、葛飾も青梅もいっしょくたに入れてしまう平均にどれだけ意味があるかとか・・・まあいいや。東京の花粉症患者のみなさんは上のリンク先の表を見ておののいてくださいまし。
で、本題はそこではなくて、「来てます」ということなのです。先週、毎年お布施(=治療費)を払っているアレルギークリニックに行ってきたんです。「目かゆ・喉かゆがはじまりました」と言ったら、「今年のスギ花粉は2月11日くらいからだから、まだですね」と。
ちょっと待て、じゃ、いま目の前のわたしのこの症状は何なのかと。周囲にも「うわー、鼻水止まんない」とか言ってる人が複数いるのに、「開始日じゃないから飛んでません」って、あなたそれ「自衛隊の活動している地域は非戦闘地域である」(朝日新聞・議事録検索システム2004年11月10日党首討論)に近いワケのわからなさじゃありませんか。
ちなみに飛散開始日の定義は「一測定点で、1月以降にスライドガラスの1平方センチメートル内にスギ花粉が1個以上捕集される日が、原則として2日以上続いた最初の日」だそうで。ということは、いま現在1平方センチあたり0.9999個捕集されていても「まだ飛んでいない」って言えるわけですし、昨日100個飛んでいたとしても、きょう0.9999個なら「まだ飛んでいない」わけです。
この「1個/平方センチ」って基準、おそらく花粉症への影響とは関係なく決められてるんではないですかね。財団法人日本アレルギー協会のみなさん、基準の再検討をお願いします。(と、このサイト見てたら件の先生の名前が出てるなあ・・・。)
もう大先生の発言は無視して抗アレルギー薬を飲み始めました。マスクは「超立体マスク」。部屋の中ではベンタ・エアウォッシャーをフル回転。今年も花粉戦線展開中です。
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