イギリスの携帯会社Orange向けニュースのANANOVAによると、ここ20年間眠ったことがないという63歳の男性がウクライナにいるとか。
Ukrainian hasn’t slept in 20 years(20年間寝てないウクライナ人)
「正確な日付も、きっかけもわからないけど、だんだん眠るのが難しくなってきて、しまいには一睡もできなくなったんだ」とウクライナ在住のFyodor Nesterchuk氏は言う。
「退屈な科学雑誌なんかを読めば眠くなるだろうと試してみたんだが、雑誌を閉じたとたん、またすぐ目がさえてくるんだ。いまはみんなが寝てから、おもしろい本を読むことにしているよ」
なにかの病気の後遺症か何からしいんですが、検査してもどこにも異常がなくて、本人も苦にしてないので、まあいいんじゃない?ってな感じで落ち着いてるみたいです。
うーむ。うらやましいというかなんというか。回遊魚と一緒で睡眠と覚醒がはっきり分かれてないだけじゃないかという気もします。つまり、はっきり眠ることもない代わり、はっきり目が覚めるわけでもないとかね。
「睡眠時間を削って何かをする」っていうのは努力する人の常套手段だと思いますが、逆に「一睡もできない(しなくていい)」というのは幸せなんでしょうかね? たとえダイエットに命かけているような人であっても「食べなくても生きていられる(食わなくていい)」ってなったらあまり幸せじゃないような気がするなあ。
わたしも受験生時代から短時間睡眠に関する本を読んだりして、いろいろ試してみたんですが、だいたい1日5時間くらいが限界ですね(1日3時間なんて私には無理です)。
どの本読んでみてもだいたいは
- 起きたらすぐ明るい光を浴びる
- 規則正しく生活する – 休日含めて起床時間は決めておく
- 食べ過ぎない、飲み過ぎない
- 自分の時間が増えるメリットを自分に満喫させる(ごほうびを用意する)
みたいなことが書いてありますが、「興味のないものにつきあわない」というのも重要な要素だと思うわけです。
学生時代なら「退屈なクラス」、勤め人なら「よくわからないけど出席しなきゃいけない会議」とか、「どうしようもない待ちの時間」とかがあるわけです。そういうときはたとえ前の日10時間寝ていたとても一瞬で落ちるんですよ(^_^;)。もう条件反射のようにすぱっと寝る。ヘタすると、2対2くらいで話していても、目の前の人の話がつまらないとだんだんまぶたが重くなる・・・これって私だけのことですかね?
こういう、昼間突然襲ってくる眠気に対しても、本までは出てないでしょうけどいろんなノウハウがあって、カフェロップとか、カフェイン飲料とか(妙に心臓がドキドキするんで苦手です。飲み過ぎ注意)、フリスク噛みまくるとか、メンタームを塗るとか、ツボを刺激するとか、そういうこともさんざん試しました。が、結論は「その場を離れろ」
こういう眠気って、睡眠不足云々というより、有用な情報のインプット・アウトプットができないことを悟った脳が省エネモードに入ったしるしなんですよね。つまりはそこにいてもいなくても世の中には何の影響もない(ファンダメンタルでない)状態なワケですから、なんとかその場を離れて、別のファンダメンタルな作業をしたほうがよいです。
たぶんその辺を失礼にならない範囲でうまくマネジメントできる人が「できる人」なんでしょうね。
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