Locusts rebranded as ‘sky prawns’(イナゴを「ソラエビ」と名付けたら)
BBCワールドによると、オーストラリア東部ではこの春からイナゴの大発生が続いていて、政府の職員が、イナゴ対策の究極として『ソラエビ料理(Cooking with Sky Prawns)』というレシピ本を出したとか。
11月22日付けの記事で、本のタイトルで検索してみたんですが見あたりません。一般市場に出しているのかどうかもわからないんですが。イナゴの佃煮(ってどう訳すんだ?)がレシピに含まれているかどうかが非常に気になりますね。今年アメリカでも17年ゼミが発生して(参考:米国周期ゼミの部屋)、チョコでコーティングして食べてる人がいましたけど、あれよりは佃煮とかのほうがおいしそうな感じしません?
わたしイナゴって食べたことないんですけど、食べた人の話を聞くとエビみたいな味がするらしいですね。ふだん乾物の小エビとか食べてること考えたら違和感ないっちゃないのかも。
調べてみると、昆虫食は栄養豊富で食糧危機の救世主になるとか。
インタビューに答えている三橋さんの本『虫を食べる人びと』は「食用昆虫成分表」なんてのがあったりして、なかなかおもしろそう。興味のある方はどうぞ。
東京で大発生した時のために(?)イナゴ佃煮のレシピはだいたいこんな感じ(らしい)。
- イナゴを生きたまま一日放置(おなかを空っぽにする)。
- イナゴを真水で煮る。煮上がったら水洗い。羽根と足を取る(口の中に引っかかりしたら痛そうだな・・・)
- 天日干しか空煎りしてイナゴの水分を飛ばす。
- しょうゆ・洒・みりん・砂糖を鍋に入れて煮立たせる。
- イナゴを入れて30分くらいとろ火で煮る。
オーストラリアの人が読んでるかもしれないから英語でも。
Locusts boiled in soy sauce (Inago Tsukuda-ni)
- Traditional way to eat locusts in Japan.
- "Inago" means locust.
- "Tsukuda" is the name of an old fishing village where Tsukuda-ni was invented.
- "Ni" means boiled food.
Recipe:
- Keep locusts alive for one day in a cage to make them shed their gastric contents away.
- Add locusts in boiling water and heat until their color turns to reddish-brown.
- Rinse them in water and nip their foots and wings off.
- Dry them in the sun for a few days, or if you are in haste, roast them in a pan.
- Boil 50cc of soy sauce, 50cc of sake and 4 spoons of sugar in a pan and add the fistful of dried locusts. And keep boiling over very low heat for 30 minutes.
You can preserve this Tsukudani for a few month in a refrigerator.
誤訳御指摘熱烈大歓迎。
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