まずは迷惑メール・情報漏洩対策から

いま、届くメールの8割はSPAMかウィルスメールで、1割くらいがDM、読んで返事を書くものは1割以下なんです。

個人サイトを運営している人には同じような状況の人が多いと思いますが、そうでなくても、「パソコンの中にあるアドレス情報を片っ端から読み込んでメールを送りまくる」タイプのウィルス(ワーム)が出てきてからは、自分がいくら気をつけていてもいつSPAMの嵐に襲われるかわからない状況になっているわけです。

このページの下の方、メールアドレスを画像上に書いてあります。なんでリンクにしないかというと、SPAM業者が世間の「@」付きの文字列を拾い出して、メールアドレスと見なしてばんばんメールを送りつけてくるのを防ぐためなんです。掲示板とかでメールアドレスを入力する部分ありますけど、ああいうところに自分のメールアドレスを書き込むのも注意した方がいいです。

そういう気の使い方をしなければならない世の中で、どこの会社だ?というようなサイトのプレゼントページに、メールアドレスはもちろん住所や電話番号を書くってのはけっこう不安な話ですよね。大量にDMが届くくらいならまだ優しい方で、そのうち架空請求のハガキとか、「特上すし10人前」が毎日届く可能性もあるわけです(めったに起こらないとは思いますが)。

2005年4月から個人情報保護法なんてのもできて、プレゼントを提供する企業側が管理をきちっとしなければならなくなるんですが、自衛手段をとっておいて損はないです。「まんぼうライフ」ではプレゼントネタについて以下の方針で行きます。

  1. ある程度素性のはっきりした企業のプレゼントに限る
    細かく言うと、全国ネットでCMが打てて、なおかつ好感度が高い(=社会的な責任を求められやすい企業のリストから選んでます。
  2. メールアドレスを頻繁に変える
    ホントは応募一回ごとに個別のアドレスで応募すればその後の追跡ができていいんですが、めんどうなので1ヶ月に1回くらいで変えていきます。
  3. 住所表記にひと工夫
    昔の名競走馬ハイセイコーは「東京都 ハイセイコー様」とかでファンレターが届いたという話ですが、そこまで有名ではない私たちも、7けたの番号さえ間違えなければ市・区名くらいまでは省略しても郵便物は届きます。
    さらに、配達をしている郵便局員は自分の担当している地域の「だれがどこに住んでいるか」というデータを記憶してますから、番地名や部屋番号などを少し間違えても届けてくれます。
    そこで、たとえば「今月は都道府県名を省略する」とか「部屋番号101を101_azと書いてみる」などしておき、その住所表記で怪しげなDMが届いたら「あそこの企業から漏れたな」とわかるようにしておく。

このくらいやっておけば現時点ではオッケーなのかなと。
で、迷惑メールなりDMなりが来たら、漏洩したとおぼしき企業にクレームをつけると。

アドレスを頻繁に変えるのはサーバを持っていないと難しいかもしれませんが、住所表記を工夫するくらいならみなさんにもできるのでは?

ノートンインターネットセキュリティ
不幸にも、すでにメインのアドレスで迷惑メールが止まらなくなってしまっているあなたには、シマンテックのNorton AntiSpamあたりを利用されることをおすすめします(100%解決するわけではありませんが、それなりに実用的な結果を出してくれるはずです)。割安感をもとめるならInternet Securityを買ってウィルス対策+アンチスパム+ファイアーウォールと一式そろえてしまうのもよいかも。
Macユーザーのみなさんは標準のApple Mailでアンチスパム機能が使えますからいいですね。


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