第11回 寄席山藤亭「談志・昭和の名人を演じる」

第11回 寄席山藤亭「談志・昭和の名人を演じる」
日時: 2005年5月23日(月)18:30開演
会場: 新宿・紀伊國屋ホール
出演: 立川談志、
高田文夫、
松尾貴史、
林家たい平、
山藤章二
料金: 5,000円(税込)

ったく、何で謝らないのかと。あ、いやいや。

オープニングが高田文夫センセとキッチュこと松尾貴史さんのトーク。つづいて松尾さんの物まね。きょうの笑いのポイントはキッチュさんでしたね。おなじみの岡本太郎先生とか、大島渚監督とか、藤本義一さんとか・・・そして、日本のやんごとなきお方が永六輔さんと声が同じというネタで大爆笑。

つづいて談志師匠の「昭和の名人物まね」。わたくし、志ん生文楽はもちろん、三平さんにも間に合っていない世代なので、録音されたイメージとの比較になってしまって、正直けっこうきつかったです。先代の可楽・金馬は録音が豊富に残ってますから何となくわかるんですけど。

休憩をはさんで、席亭・山藤章二画伯と、高田センセー、松尾貴史さん、林家たい平師匠、そして談志師匠による、物まねをテーマにしたトーク。松尾さんの「好きで始める物まねと、反権威・批評で始める物まねがある(そして歌手のものまねは前者が多い)」っていうのは面白いコメントでしたね。

最後は談志師匠が「よかちょろ」を一席。

あ、そうだ。で、談志師匠が高座にいるときに携帯電話鳴らしたバカがいるんですわ。いや、つい忘れてなってしまうということがあるのは否定しないです。私もいつかやるかも知れない。でも、えんえん鳴らし続けて(あわてている雰囲気もなく)、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、プ。とか。談志師匠ももちろん気付いて、不快そうな顔をして、客席のみんなが「誰だこのバカ」と後ろを振り返っているのに、なんで謝らないのかと。

あそこで「すいませんでしたぁ!」とか言えば、談志師匠にイヤミのひとつも言ってもらえたかも知れないのに。「あの談志に叱られた」なんざ一生のネタになるのに。誰か知らんが、その意味でもバカだ。


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