フリーのWordPressテーマ「Apollo」の日本語化について

今回この「まんぼうライフ」と「Liaisonbox」のふたつのブログのリニューアル(MT3→WP3.6の移行)を行いました。にあたって、WordPressのテーマを結構探したのです。

欲しいテーマの条件としては

  • レスポンシブ(スマホとかディスプレイサイズに合わせて画像のサイズやレイアウトを変えてくれる)デザインであること
  • 差し色に旧来のブログと同じ色が使えること
  • シンプルなブログであること。pinterestみたいなギャラリーとか、通販機能とか、そういうのは要らない。静止画と文章中心。

海外の有料テーマ販売サイトとかも見て、試しに45ドルのテーマ[themeforest.net]を買ってみたりしたのですが、設定する場所が多すぎて、かといってそんなに大枠はいじれなくて、企業サイトつくるならともかく、個人ブログ向きじゃないなあ、とお蔵入りにしました。

で、見つけたのがApollo[authenticthemes.com]というテーマ。無料です。

Apolloのデザイン

この会社は有料のテーマも販売しているのですが、このApolloが一番気に入りました。これで充分なのですよ。

テーマの使い方としては、単純にダウンロードして、自分のサイトにアップロードして、設定変えるだけなのですが、ハマったのが日本語化。

イマドキのテーマのローカライズは、基本的にdefault.poというような形で用意されているファイルをpoeditというツールで編集して、ja.poという名前で保存して適切なフォルダにアップするという流れになります。詳しくは下記のサイトを参照してください。

ところが、このApolloはいくらja.poファイルを作っても日本語化できない。 さんざん悩んだ結果、原因がわかりました。

theme-setup.phpの中に

// Localization support

load_theme_textdomain( ‘att’, get_template_directory() .’/language’ );

という箇所があります。テンプレフォルダ(att-apollo)の中のlanguageの中の国別ファイルを見ろ、くらいの意味だと思うのですが、実はatt-apolloの中に「languageフォルダ」というのはないのです。

正確に言うと、フォルダ(ディレクトリ)名が「language」ではなく「lang」なのです。

langフォルダの場所

なので、同じ部分を

// Localization support

load_theme_textdomain( ‘att’, get_template_directory() .’/lang’ );

と書き直せばOK。逆にフォルダ名を「language」にしてもいいけど、世の中的には「lang」が標準っぽいのでそちらに寄せました。

気付けば何でもない話なのですが、2日くらい悩んだこともあり、他の誰かの役に立つかと思いまして、書き残しておきます。

(2013.9.8追記:日本語で設定ハウツーを書いてらっしゃる方がいました。→カスタマイズが簡単!超パワフルなブログ用テーマ「Apollo」

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5 Comments

  1. Pingback: カスタマイズ簡単!パワフルなブログ用WordPress無料テーマ Apollo

  2. 西ノ原

    バグと解決法、教えていただきありがとうございました。何を使うにしろ、バグはつきものですね(笑)
    ちなみにわたしのサイトでもコメントが反映されないというバグがありまして・・・moriyさんのコメントで判明いたしました。現在修正中です。こちらもありがとうございます。
    涼しくなるこれからの季節、プジョーの折りたたみ自転車で出かけたら気持ち良さそうですね。
    今後ともどうぞよろしくお願いします。

  3. Pingback: WordPressのテーマ「Apollo」 | 我的備忘録

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